この時期になると冬ふとん・防寒寝具のお手入れについてお知らせしています。内容はかわりばえしませんけどメールでのお問い合わせが多いので、案外ご存じない方もいらっしゃるんだと感じ老婆心ながらお知らせいたします。。。。くどいようですみません(笑)
冬の間に快適な睡眠を提供してくれたであろう眠具達にしばらくの休養を取ってもらう季節、長期収納の前のポイントをご紹介します。
★おふとん類は日光浴の後収納
ふとん干しにより汗などの湿気を放出します。
また紫外線による殺菌効果も期待できます。
干し方としては1枚のふとんを長時間干すのではなく、
こまめに効率よく干すことをおすすめします。
ふとん干しは干す時間帯が重要です。
早朝は夜露の影響で湿気が多く、
干してもふとんはかえって水分を吸ってしまいます。
夕方も日が落ちると急速に湿度が高くなります。
お奨めの時間帯は午前10時から午後2時ごろ、
日光のいちばん強いときが適当です。
直射日光による変色を避けるために、
カバーをかけた状態、もしくは古いシーツなどをかけて日に干すのがお奨め。
晴天の午前10時から午後2時の時間帯でも、
雨の降った翌日は、空気中の水蒸気が多いので
できるだけ避けましょう。
羽毛ふとんについては「干さなくてもいい・日光浴はダメ」という
認識の方もいらっしゃいますが、これは間違った情報です。
ダウン・生地の完全な放湿と日光殺菌の為、日光浴させてください。
シルク・真綿ふとんは陰干しです。
お日様に当てると紫外線の影響で絹繊維のタンパク質が
壊れてしまうので生地の劣化が早くなります。
・・・といっても干さなければ完全な放湿が出来ませんので
風通しの良い場所で陰干しして下さい。
どうしても日光浴する場合はカバーなどをかけて側地を保護して
干してください。
(羽毛ふとんで絹混紡の側地を使っている場合も同じです。)
★軽寝具のクリーニング
毛布などはクリーニングに出してから収納して下さい。
最近ではほとんどの商品が家庭での洗濯が可能(洗濯機や手洗い)
ですので洗濯表示を参考にてトライしてみてもイイでしょうね。
案外、綺麗になりますし品質低下を防ぐ効果もあります。
おふとんの丸洗いは化繊綿のウォッシャブルふとん以外
は業者によるふとん丸ごと水洗い(アクアジェットクリーニング)
がイイでしょう。
でも品質を低下させますので頻繁(毎年)に行う必要ないと
思います。素材にもよりますがおおむね2~4年に1度くらいが目安でしょう。
また、「丸洗い」は信頼のおける業者を吟味してくださいね。
最近では「ふとん健康診断」と称した悪徳な訪問販売業者が
横行していますので注意が必要です。
★ 防虫剤の選び方
羊毛や羽毛・絹などの寝具には防虫剤を忘れずに!
(木綿など化繊以外の素材にもご使用がベターです。)
防虫剤はピレスロイド系をご使用ください。
匂いのつかないもので「たんすにゴン」「ミセスロイド」など
多数市販されています。ご使用になったふとんは、
十分なお手入れをしていてもごみやほこりが付着している
事があり、そのまま収納してしまうとダニやカビの発生に
つながる可能性があります。
★収納のポイント
天日干しの後は十分に太陽の熱を冷ましてから、
表面のほこりを払い、ふとん内の空気を入れ替えて下さい。
出来れば湿気の少ない押し入れの上段で保管頂ければベター。
干したふとんはたたかないで!
湿度の低いうちに取り入れてから、
ふとんの表面に掃除機をかけましょう。
掃除機をかけるとダニやホコリが半減します。
昨今では花粉症は「春」だけのものでなくほとんどの
季節に見られる現象です。ですから表裏とも出来るだけ
丁寧に掃除機がけをしてください。
(ふとんを叩くと中わたの繊維が切れたり、
側生地が傷んでしまうことがあり
ふとんの寿命を縮めてしまいます。)
眠具専門家の立場から言えば通信販売などで人気の
「ふとん圧縮パック」は感心出来ません。(;.;)
寝具の保管は綿素材の風呂敷や古いシーツなどを利用するのが
良いと・・・ふとん屋はそう思います。(^_^;)
余儀なく使用される場合は充分にふとんを
お手入れされてからお使い下さい。
尚、回復力は5-7割と認知して下さいね。
羽毛ふとんへのご使用は絶対に避けてください。
案外、忘れがちなのが収納場所の除湿対策。
押入やクローゼットにお布団を収納する場合、
除湿剤や竹炭などを併用し、出来るならばスノコを敷いて
通気性を確保すれば言うことなしです!
週に1回程度は押入やクローゼットの戸を開放して風を
通してくださいね。お布団だけでなく他の衣類にも良い影響です。
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